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住宅の騒音について|近所の騒音対策やリフォーム工事中の騒音 

住宅の騒音について|近所の騒音対策やリフォーム工事中の騒音


「近所の騒音に悩まされているけれども対策はある?」「リフォーム工事の際はどれくらいの騒音が発生するの?」といった騒音に関する疑問に答えるために詳しく解説していきたいと思います。これからリフォーム工事を検討している方や、現在騒音に悩まされている方はこの記事をご覧になって参考にしてみてください。

1.リフォーム工事で発生する騒音はどれくらい?

はじめにこの項目では、リフォーム工事を行うことで発生する騒音について、解説していきたいと思います。工事の種類ごとにそれぞれ発生する騒音を紹介してまいります。

1-1.屋根・外壁リフォーム工事で発生する騒音

建物の見栄えを良くしたり、防水効果を向上させたりすることが目的の「屋根・外壁リフォーム」ですが、やはり屋外での工事になるため周囲への騒音でご迷惑をおかけすることになります。この工事で一番騒音が気になるのは、外部足場を組み立て・解体するタイミングになります。戸建てサイズでも1日金属音が鳴り止みません。また、外壁を水洗いする際には発電機のエンジン音が鳴り響きます。

1-2.水回りリフォーム工事で発生する騒音

次に、トイレ・お風呂・キッチンなどの水回りに関するリフォーム工事で発生する騒音について見ていきましょう。水回り工事では、床部分の斫(はつ)り工事があればかなり大きな騒音が発生しますが、基本的には電動工具で加工する程度の音しか発生しません。そのため戸建てではほとんど家の外に音が漏れることはありませんが、マンションの場合には下階に響くことがあるので注意が必要です。

1-3.耐震リフォーム工事で発生する騒音

近年大きな地震の発生に備えて、建物の耐震リフォーム工事を行う機会が増えてきました。耐震リフォーム工事では、既に完成している壁や天井を一度解体する工法が多いため、必然的に大きな騒音が発生することになります。また、材料を加工する音や家具を移動する音なども周囲に聞こえやすいので、事前に消音対策を考えておくと良いでしょう。

1-4.バリアフリーリフォーム工事で発生する騒音

高齢化が進んでいる日本では、建物のバリアフリー化を行うリフォーム工事が多くなってきています。バリアフリーリフォームでは、手すりの設置や段差の解消などの比較的小規模な工事がほとんどですので、大きな騒音が周囲に漏れる心配は少ないです。しかし、廊下の幅を広げるなどの間取りの変更をする場合には、耐震リフォーム同様大きな騒音の発生が考えられるでしょう。

2.リフォーム工事で騒音トラブルにならないための対策

建物により住みやすくするためにリフォーム工事を行ったはずが、騒音トラブルで周囲との関係が悪くなってしまった、なんて事態は本末転倒です。そこでここでは、リフォーム工事でご近所の方と騒音トラブルにならないための対策として以下の3点が挙げられます。

・リフォーム着工までに告知しておく
・工事の作業時間を厳守する
・工事予定を明確にしておく

当たり前のことですが、やはりトラブルを避けるためには事前に挨拶をしておくことが、先決です。更に大きな音を出す時間は、9時から16時までなど少し配慮をするだけでも、十分トラブル対策になります。もし万が一クレームが入ってしまった場合には、きちんといつまで騒音が想定されるのかを明確に提示することで、理解してもらえることもあります。

3.騒音を対策するリフォーム工事の種類は?

先ほどまではリフォーム工事を行うことで発生する騒音についてご紹介してきましたが、ここからは騒音を対策するためのリフォーム工事を紹介していきます。現在周囲の騒音に悩んでいるという方は、次の3点の対策をおすすめします。

・防音ガラス・二重サッシで窓を防音する
・吸音フローリング・防音カーペットなどで床を防音する
・吸音材・防音下地などで壁を防音する

以上のように窓・床・壁を防音することで、建物の騒音をかなり防ぐことができます。この3つの方法ですと、「外から入ってくる騒音」と「中から漏れてしまう騒音」の両方を対策することが可能です。

4.周囲でリフォーム工事をしている場合の騒音対策

ここでは周囲でリフォーム工事をしていて、その騒音に悩んでいるという方のために、周囲の騒音を軽減する方法を紹介していきたいと思います。今回は簡単に実践できるものを2つピックアップしご紹介します。

4-1.カーテンを二重にする

普段からカーテンを二重にしている方はほとんどいないと思いますが、外からの音を遮断するにはカーテンを二重にする方法が一番効果的です。レースなどの薄い生地のものではなく、きちんと防音性のある分厚いものを使用することで、かなり騒音を防ぐことができます。

4-2.テレビやラジオをつけてみる

外から入ってくるリフォーム工事の騒音で多いのは、金属音と電動工具などの規則的な音になります。この2つは実際聞こえてくる音が小さくても耳に残ってしまうため、騒音だと感じやすい種類の音とされています。そこで、自ら部屋の中で新しい音を発生させることで音を打ち消し、騒音として気にならなくさせることができます。

5.まとめ

今回はリフォームと騒音について詳しく解説してきました。リフォーム工事ではどうしても騒音が発生してしまうことや、ほんの少しの工夫でトラブルを予防することが可能なことがお分かりいただけたと思います。

「池田建築株式会社」では、施主様だけではなく近隣の方にも配慮したリフォーム工事を行っています。騒音には気を配りながら工事をしております。現在、騒音に悩んでいらっしゃる方は、是非当社にご相談ください。