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キッチンをリフォームするならレンジフードにもこだわろう!種類や使用感をご紹介


キッチンのリフォームを行う際に決めなければいけない仕様のひとつにレンジフードがあります。レンジフードには形や取り付け方にさまざまなタイプがあり、組み合わせ方によって使い心地がずいぶん違ってきます。そこで今回はレンジフードの種類と使用感についてご説明させていただきます。


1.レンジフードとは?

レンジフードとは、キッチンのガスコンロ上部に換気扇に被さるように設置されているフード(被せもの)のことです。レンジフードを取り付けると、ガスコンロ使用時に出る煙や水蒸気や臭いが換気扇へと誘導されやすくなり、換気効果があがります。

また、スタイリッシュなフードで換気扇を見えなくすることにより、インテリア効果も期待できます。最近の住宅では、壁に直接プロペラ換気扇を取り付ける廃棄設備に代わって、レンジフード型の排気設備が主流になってきています。

レンジフードには、ファンの形やフードの形、フードの取り付け方などさまざまなタイプがあり、使用感もそれぞれ異なります。それでは次の章で、レンジフードの種類にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

2.ファンの形による違い

2-1.プロペラタイプ

プロペラタイプのファンは屋外に面している壁に直接ファンを取り付けて換気を促すというものです。集合住宅ではほとんど用いられず、主に戸建住宅に取り付けられます。

手軽に取り付けることができますし、お手入れがしやすく、費用も安価です。直接外に排気ができるため素早くお部屋の換気ができますが、その分騒音が大きく、外気や音が筒抜けになってしまうというデメリットがあります。

2-2.シロッコファンタイプ

シロッコファンタイプは縦長の羽が筒状に取り付けられており、吸い込んだ空気はダクトを通して排出されます。屋外に面して設置する必要がないため、どんなタイプのお部屋やキッチンにも使用できます。スタイリッシュな見た目と静かな音が利点ですが、プロペラタイプと比べると、少しお手入れがしにくく排気量は劣ります。

2-3.ターボファンタイプ

幅の広い羽根が円形に連なっている形状をしています。シロッコファンと同じくダクト経由の排気のため、どの部分にも取り付けが可能です。お手入れがしやすく、排気量はプロペラタイプ以上ですが、価格は高めです。

3.フードの形による違い

3-1.ブーツ型

レンジフードにブーツ型を採用しているものが多いため、スタンダード型ともいわれます。シンプルな構造のため、どんなキッチンに合わせてもスタイリッシュに決まります。また、このブーツ型フードはフードのみの取り付けも可能なため、プロペラ型換気扇と組み合わせて使うことも可能です。

デメリットをあげるなら、フィルターのお手入れがしにくいことです。

3-2.スリム型

最新のレンジフードには、おしゃれでスタイリッシュなデザインのものが多いです。ブーツ型のデメリットであったお手入れのしにくさも改善されています。自動お掃除機能や汚れを防止するコーティングがついているものもあります。

3-3.平型

他の2つのタイプと比べると、薄くコンパクトな形をしています。天井が低い部屋や狭いキッチンに合わせるのがおすすめです。

4.取り付け方による違い

4-1.壁面に取り付けるタイプ

一般的に普及している取り付け方です。キッチンが壁に面して取り付けてあるため、臭いが広がりにくく、油跳ねなどの心配がいりません。お手入れがしやすいのもメリットです。主にI型やL型キッチンに用いられます。

4-2.横壁に取り付けるタイプ

横壁に取り付けられるため、カウンター型のキッチンに取り付けることができます。前方が開けるため、家族の顔を見ながら調理が可能です。

4-3.天井に取り付けるタイプ

壁に面している必要がないため、アイランド型のキッチンに取り付けることができます。かなり開放感のある使用感です。他のタイプのレンジフードよりも設置費用は高めです。

5.まとめ

代表的なキッチンリフォームであるレンジフード部分についてご説明させていただきました。取り付け方やフード部分の形、内部に設置する換気扇のタイプによってそれぞれ違った使用感となることがわかりました。それぞれにメリットとデメリットがあるため、どのような組み合わせにするかはご自身のライフスタイルと相談して決めてください。

「池田建築株式会社」では、レンジフードのリフォームについてのご相談も受け付けております。それぞれのメリットやデメリット、使用感、お見積もりなど、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。