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レンガを使ったリフォームにはどのようなものがあるの?豊富なレンガにも注目


お家をあっという間におしゃれにリフォームできる素材に、“レンガ”があります。レンガは西洋建築に多く用いられ、見た目だけでなく数多くの機能性も兼ね備えています。

また、レンガといえば外装に用いるというのが一般的なイメージですが、内装にも利用することが可能です。そこで今回はレンガを用いたリフォームについてご紹介します。あまり知られていない豊富なレンガの種類にも、ぜひ注目してください。

1.レンガを使った外装リフォーム

1-1.レンガの外装のメリット

レンガを使ったリフォームと聞いて、まず思いつくのは外壁やお庭などの外装のリフォームではないでしょうか。レンガを使った外装の一番の魅力は、西洋風のおしゃれな見た目。一般的な壁材は経年とともに色褪せや汚れ、ひび割れなどが目立ってしまい、なんとも残念な見た目になってしまうものです。

レンガの外壁も経年によるひび割れや色褪せがあるものの、それがむしろ“味”になり、逆に外壁を魅力的に演出してくれる効果をもたらしてくれます。経年による味わいを楽しめるため、一度施工すると定期的なリペア以外はめったなことがない限り外装を張り替える必要がないのはとてもありがたい点といえます。

また、レンガには蓄えた熱を放出しにくいという性質をもっているため、室内の温度を一定に保つことができます。

1-2.レンガ外装のデメリット

しかし、レンガの外装にもデメリットがあります。レンガ以外の外壁材が一般的な日本ではレンガ自体の生産量が少なく、輸入による取り寄せをしなければなりません。そのため、材料費が高くついてしまいます。

また、レンガを用いた外壁施工に慣れている職人さんが少なく、思うような仕上がりになるかどうかは職人さんの腕次第となってしまいます。

2.レンガを使った内装リフォーム

外壁に使用するイメージが強いレンガ素材ですが、内装にも用いることができます。壁全体をレンガにするとお部屋が一気にヨーロッパ風のおしゃれな雰囲気に早変わりします。

また、レンガ材には無数の小さな穴が開いており、通気性や湿調性にすぐれている特性をもつため、お部屋を快適な空間へと整えてくれる効果もあるのです。

しかし、外壁同様レンガは材料費も施工費も他の壁材よりも高くつき、施工期間が長いというデメリットもあります。こういった点が気になるという方は、壁全体ではなく、壁の一部にポイントとしてレンガを使用するとコスト・手間・時間の節約になります。特に日本の洋風建築の場合は前面にレンガを使用するよりも、一部にポイントとして使用する方が既存の部分との馴染みがよい場合が多いです。

3.使用するレンガの種類

それでは、リフォームに用いることができるレンガにはどのような種類や仕様があるのかをご紹介していきます。

3-1.レンガの色

レンガとは、粘土や泥を練り混ぜて成型し、乾燥または素焼きにしてつくります。レンガは“赤茶”、“ピンク”、“オレンジ”、“グレー”、“白”など、さまざまな色味や風合いがありますが、これは土や泥の成分や乾燥や焼き具合の違いによるものです。同じ色味のレンガ同士を合わせるとシンプルで落ち着いた印象に仕上がり、色彩が違うレンガ同士を合わせると個性あるモザイク模様に仕上げることもできます。

3-2.モルタルの仕様

レンガ同士をくっつける際に用いるモルタルは、レンガの色を引き立てる役割も果たします。モルタルの色を暗くすれば落ち着いた印象に、逆に白地などを使うと明るく元気な印象になります。また、目地の部分を深くえぐって形成する“深目地”、えぐらずに形成する“浅目地”という仕様も両者対照的なイメージに仕上がります。同じ色味のレンガを使っても、モルタルの色味や目地の仕様により全く違った表情の壁になるのです。

4.バスルームにもレンガ!?

バスルームには、“ブリックタイル”と呼ばれるセメント類でできたレンガタイルを用いて、温かな風合いを演出してみましょう。ゆっくりとしたい空間であるバスルームにレンガの温かみは、まさにぴったりです。この場合、赤レンガではなく落ち着いた印象の淡いグレーのレンガやシックな黒めのものを選ぶといいでしょう。

5.まとめ

レンガを用いたリフォームについてご紹介させていたが来ましたが、いかがでしたか?よくある赤茶のレンガ以外にも、レンガにはさまざまな色味のものがあり、どの色を用いるかで外装やお部屋の雰囲気も変わります。コーディネートする際には既存の壁や天井の色味が入ったものを使うと馴染みがよく、よりレンガ部分が映えるかと思います。

「池田建築株式会社」では、レンガを用いたリフォームにもご対応できます。日本ではあまり馴染みのない施工のため、工務店選びは慎重にとお考えの方も多いかともいますので、そんな時にはぜひ、わたくし共にご相談ください。