新築で新しく家を建てる方も多いのですが、最近では中古住宅を購入しておしゃれにリフォームをして住まわれる方も増えてきています。リフォーム前は古びた家だったとしても、リフォームをすることで、新築とほとんど変わらないおしゃれな住宅に大変身します。
そこでこの記事ではリフォームをする際に気をつけておくべきポイントや、よりおしゃれなリフォームをするためのポイントについてご紹介していきます。費用をできるだけ抑えて中古物件のリフォームをしたい方は、ぜひ参考にしてください。
1.まずはリフォームのコンセプトを決定する
リフォームをしたが、思ったようなリフォームができなかった!と後悔される方のほとんどは、最初のコンセプトがしっかりしていません。リフォームには部屋のコンセプトがとても大事な要素となります。高級感のあるお部屋にしたいのか、それとも天然素材にこだわったナチュラルテイストなお部屋にしたいのかによって、リフォームに使う材料すべてが違ってきます。
もちろん、できるだけ費用を抑えたいので使える材料が限られているというケースもありますが、限られた費用の中でもコンセプトを統一しておけば十分におしゃれなお部屋にリフォームすることが可能です。SNSなどで実際にリフォームしたお部屋などを調べることができるので、自分がどんなお部屋にしたいのか、自分が住みたいお部屋のコンセプトをまずは決定しましょう。
2.壁材で部屋の印象を変える
壁材を変更するだけでも部屋の印象を大きく変えることができます。古びた家では、白い壁紙が黄ばんでしまい、古臭い印象を与えていることが多くあります。そのため、リフォームをする際に壁材を変えて部屋の印象を一新させることがポイントとなります。
壁材を選ぶときのポイントは、お部屋のコンセプトです。高級感を出してシックな印象にしたいのであれば暗めの壁紙を選ぶ必要がありますし、ナチュラルテイストであれば白や水色など明るい印象の壁紙を選ぶ必要があります。壁紙にはいろんな種類があるので、おしゃれなお部屋にしたいのであれば、自分のコンセプトに合った壁紙を選び、部屋の印象を変えましょう。
また、壁を撤去するリフォームや、壁をつくるリフォームもよく施工されています。壁をつくるといっても本格的に壁をつくって部屋を仕切ってしまうものだけではなく、間仕切りといって壁部分が収納家具を兼ねているタイプの仕切り壁をつくるリフォームもあります。間取りを変えることで、全く新しいイメージの部屋をつくることが可能となります。
3.床材にとことんこだわる
お部屋のリフォームで壁材と同じくらいこだわっていただきたいのが「床材」です。和室タイプのお部屋をフローリングに変えるだけで、部屋の印象は大きく変わります。
床材も目に見える面積が大きいので、壁材と同じくらいの部屋の印象が変わるのです。シックで高級感のあるお部屋にしたいのであれば、シックな色の壁材と床材にすると、高級感を演出できます。また、ナチュラルな部屋にする場合は、フローリングの色味や木目のテイストが微妙に異なるため、壁材と同系統の色のフローリングにすれば木目テイストによって部屋の印象を変えることができます。
もちろん床材は毎日踏まれるわけですから、素材にこだわることでより快適なお部屋にリフォームできます。毎日のことだからこそ、床材を選ぶときにはデザインだけではなく、機能性の面でもとことんこだわりましょう。
4.おしゃれにリフォームする際の注意点
リフォームをするときに後悔しないための注意点があります。注意点をしっかりと抑えて失敗しないリフォームを行っていきましょう。
4-1.色やデザインを統一する
黄色も気になるし、緑のテイストも気になる、やっぱり高級感も演出したい、とリフォームをするときには、さまざまな色を取り入れたくなってしまうかもしれません。しかし、色やデザインを統一しないと部屋がごちゃごちゃした印象になってしまいます。
まずは、色やデザインを統一しましょう。床材と同じ木目のキッチンにし、家具に統一感を持たせるといった工夫をして、おしゃれなお部屋をつくることができるのです。
4-2.派手なデザインはできるだけ1つに絞る
壁紙には、印象的なデザインのものが多いです。もちろん、おしゃれな部屋にリフォームするために選ぶこと自体には問題はありませんが、床材やキッチン家具なども派手なデザインにしてしまうと、部屋がごちゃごちゃしてしまいます。
印象的なデザインや派手なデザインに統一感を持たせながら組み合わせることはとても難しいので、できるだけ1つに絞り、他のものはシンプルにまとめるのがおすすめです。
4-3.途中でコンセプトがブレないようにする
お部屋のリフォームの打ち合わせをしていると、コンセプトがどんどんずれてしまって、どんな部屋にしたかったのか結局わからなくなってしまう方も多いです。そうなると、自分の理想の部屋からどんどん遠ざかってしまいます。途中でコンセプトがブレないように、自分の目指しているお部屋の雰囲気や、どのような生活をしていきたいのかというコンセプトの核となる部分を明確にしておき、ブレてしまわないように注意しましょう。
5.まとめ
リフォームをしておしゃれな部屋をつくるときには、理想のお部屋のコンセプトをもとに壁材や床材を選ぶことが重要です。まるで新築のようなおしゃれなお部屋にリフォームするためにも、しっかりと最初から一貫したコンセプトを持ちましょう。
春日井市の自然素材住宅とリフォームの「池田建築株式会社」ではおしゃれなリフォームに関する相談も承っております。お気軽にご相談ください。