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本当に大切な条件は?新築住宅の土地探し

新築の土地探しで大切にしなければいけない条件とは何なのでしょうか。エリアや立地についてはもちろんなのですが、実はもっと考慮すべき大切な条件があります。今回は、土地選びに本当に大切な条件とは何なのか? という点についてご紹介させていただきます。新築住宅の購入に向けた土地探しをされている方は必見です。

 

1.新築での土地探しのポイント①エリアの特徴

土地探しでまず考えるのが「どのエリアに住むか」ということですよね。エリアを決めるときの判断基準は各家庭のライフスタイルによってさまざまですが、判断基準のポイントとなる要素をいくつか挙げてみます。

 

1-1.通勤や通学の利便性

通勤や通学のときに利用する電車やバスの最寄り駅までどれくらいかかるか、電車やバスの本数はどれくらいかなどを調べておくとよいでしょう。駅と自宅が少々離れていたとしても、乗り換えがなく会社や学校に行けたり、座れる可能性が高い始発駅だったりすると、通勤や通学がしやすい場合もあります。この点はしっかりリサーチしておくことをおすすめします。

 

1-2.お買い物や公共施設の充実度

毎日のお買い物がしやすいスーパーやドラッグストア、コンビニが家の近くにあるかどうか確認しておきましょう。細々したものならいいのですが、お米袋やトイレットペーパーなどの重いものやかさばるものを遠くまで買いに行くのは少々ストレスになります。また、主婦の方は日中に銀行や郵便局、区役所に行く機会もあるので、これらの施設が徒歩や自転車ですぐに行ける距離にあればとても便利です。お子さんがいらっしゃる方は、小児科や歯医者、整形外科などがあると、いざというときにも安心です。

 

1-3.将来的な住環境の変化も見据える

今の環境も大切ですが、特に新築をご検討で、これからずっとその土地に住み続けていくことをお考えなのであれば、これからその地域がどのように変化していくかを見据えておくことも大切です。今はさほど充実していなくても、現在開発に力を入れていて、将来的にどんどん充実した施設や環境が整っていく地域もあれば、今は賑わいのある街でも。高齢化や人離れが進み、これから衰退していく地域もあります。

 

現時点での地域の状態+将来的な地域の状態をイメージしておくとよいでしょう。

 

2.新築での土地探しのポイント②建物への規制

自分の土地だから、自分の好きなように好きな家を建ててよいというわけではありません。実は、土地には建ててよい建物の種類や形に制限が設けられています。

 

2-1.まずは家を建ててもよい土地なのか

家を建てる上で切っても切り離せないのが「都市計画法」です。都市計画法とは、都市の健全な発展と秩序ある整備のために国が定めた法律です。なぜこのような法律があるのかというと、家と工場が混在して建てられたり、好き勝手に家や建物を建てていたりしては、道路や水道や電線などが無整備に張り巡らされることになってしまい、街そのものが雑然、不合理な状態になってしまうからです。

 

都市計画法には「都市計画区域」と「都市計画区域外」があります。さらに都市計画区域の中に「市街化区域」と「市街化調整区域」というものがあります。家を建ててもよい土地は「市街化区域」。それ以外の土地は、基本的には住宅を建てることができません。

 

2-2.検討している土地がどの「用途地域」なのか確認する

住宅を建てることができるのが「市街化区域」ということを説明しましたが、市街化区域にはさらに12種類の「用途地域」というものが定められています。例えば、防火地域や準防火地域や木密地域は古い住宅や木造住宅が密集している地域のため、家の耐火性能にほかの地域よりも厳しい基準が設けられています。それぞれの用途地域によって、建てることができる家の形、建築時に用いるべき素材が変わってきますので事前に確認しておく必要があります。

 

2-3.土地によって家の大きさや仕様に制限がある

また、用途地域に関わらず、その土地によって建てられる建物の大きさや高さに制限が設けられている場合もあります。容積によって建築面積が定められている土地や3階建てが禁止されている土地など、地域によってさまざまですので、事前に確認をしておきましょう。

 

3.新築の注文住宅における土地探しのポイント

最近は耐震や防災に配慮した建築に力を入れられる方も多いですが、土地に関しても例外ではありません。せっかく耐震設計の住宅を建てたとしても、家を支える地盤が不安定では地面から崩れていく可能性や、液状化による倒壊の可能性があるからです。

 

田んぼなどを埋め、人工的に作られた地盤などは地盤が軟弱になっていることもありますので、購入前の確認のほかにも建築前にはきちんと地盤調査をしてもらい、その地盤に応じた設計を行ってもらいましょう。宅地になる前はどのような土地だったのか、近くに大きな川はあるか、海抜何mなのかという点も調べておきましょう。

 

4.土地探しも工務店に相談

土地探しには考慮すべき点がたくさんあり、素人目線ではなかなか押さえ切れないこともあるかと思います。そんなときに頼りになるのが工務店の存在です。土地に家を建てられる工務店は「建築のプロ」であると同時に「土地を見るプロ」でもあります。土地探しの参考になる情報から、どのような土地にどのような家を建てるべきなのかという専門的なことまで幅広い相談に乗ってくれます。建物の規制や地盤について、といった専門的な知識にも精通しているので、安心して相談することができます。

 

5.まとめ

土地を探すための条件は、直接生活に関わることですので、建物に関する規制、地盤についての考慮など、さまざまな視点から検討していく必要があります。専門的な知識を要することもあり、素人だけの判断ではなかなか難しいものがあります。

 

そんなときに頼りになるのが、建築と土地のプロである「工務店」の存在です。土地探しでお困りの方はぜひ一度、自然素材住宅とリフォームの「池田建築株式会社」にご相談ください。