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フローリング材に無垢材をおすすめする理由

家を建てる際、こだわりたい箇所の1つはフローリングではないでしょうか。フローリングの素材次第で、高級感や温かみ、落ち着きのある空間などさまざまな演出が可能です。

 

フローリングの床材の中で特におすすめしたいのが、無垢材です。無垢材とは、広葉樹・針葉樹を使用したものです。同じ1種類の木でも組み合わせによってさまざまな形を形成することができます。

 

このページでは、無垢材の魅力について詳しく解説するとともに、どの無垢材を選ぶべきかシチュエーションごとに紹介します。

 

1.床材は標準で無垢材を使用

床材で使用される素材は、大きく分けて2つあります。無垢材と複合材です。昭和40年代頃に複合材は人気の床材でした。しかし、複合材は脚へのクッション性が悪く調湿性がないため、湿気を吸収することも放つこともできないというデメリットがありました。

 

そこで、注目されるようになったのが無垢材です。最近では無垢材を床材として用意するハウスメーカーも多く登場しています。

 

1-1.メリット

無垢材のメリットは、自然の木を利用しているという点にあります。そのため、人間にも優しく居心地のよい空間を演出することができます。

 

特に、無垢材の床の肌触りは格別で、生活しているだけで癒されます。また、ファミリー層の方からはお子様にも安心だと定評です。

 

1-2.デメリット

無垢材のデメリットは、施工技術の難しさにあります。無垢材の床材では、床材同士の反りや収縮によってフローリングに隙間が生じることがあります。そのためDIYでフローリングを無垢材にする際には、床材間の収縮や反りを計算して施工する必要があるので、高い技術が必要になります。そのため、DIYではなくプロに依頼することをおすすめします。

 

2.無垢材の特徴—調湿作用

ここからは、無垢材の特徴を詳しく紹介していきましょう。

 

まずは、調湿作用です。無垢材は、木をそのまま使用しているので、木の特性がそのまま残されています。梅雨の時期には、無垢材が余分な湿度を吸収し、お部屋の中をカラリとする働きがあります。

 

また、冬の時期になると、どうしても部屋の中が乾燥してしまいますが、無垢材が湿気を適度に放つことで、空間内の乾燥を防ぐ働きがあります。

 

このような役割を無垢材が担っているので、部屋に余計なホコリやウィルスが舞うことなく、安心して過ごすことができます。

 

3.無垢材の特徴—自然のあたたかみ

無垢材には、自然の温かみがあります。そのため、無垢材をナチュラルな色にすることで、温かみのある空間へと変化させることが可能になります。また、温かみがあるだけではありません。

 

肌触りが良く、ほどよい固さのため、フローリングに直接寝転んだりして気持ちよく過ごすことができるのも特徴であるといえるでしょう。木材のぬくもりを感じたいがために、カーペットやラグなどを敷かずに生活するという声も多くあります。

 

4.無垢材の特徴—経過年数による色合い

無垢材は、色合いも他の素材とは違う良さを発揮することができます。無垢材は、年数が経過すると落ち着きのある色合いへと変化するので、新築の家であれば経過年数とともに、味わいのある色を出すことが可能になります。

 

年数に合わせて深い味わいの色へと変化していく点は、無垢材の特徴であるといえるでしょう。

 

5.無垢材の種類

無垢材といっても、さまざまな針葉樹・広葉樹があります。自分の家にどの無垢材が適しているかわからないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、無垢材の種類をいくつか紹介します。ぜひ、ご自分の家に合う素材を探してみてくださいね。

 

5-1.杉

日本を代表する杉です。杉の良い点は、他の無垢材に比べてリーズナブルに手に入れることができます。また、快適性が高いので日本の建築様式にマッチしています。ナチュラル感を家全体に引き出したいと考えている方は、杉がおすすめです。もちろん、木材から花粉が飛ぶわけではないので、スギ花粉に悩まされている方も問題ありません。

 

5-2山桜

高級志向での無垢床を希望しているのであれば、山桜がおすすめです。山桜の無垢材を使用すると、クリームとブラウンのコントラストを組み合わせた床を作り出すことができ、上質な空間へと演出することが可能になります。

 

5-3オーク

ウィスキー樽にも使われているオークは、重厚感と傷がつきにくいのが特徴です。オークの無垢材は、上質な高級家具とマッチするので、高級感溢れる空間にしたいのであれば、オークがおすすめです。

 

5-4.パイン

針葉樹のパインは、温かみのある柔らかい印象が特徴です。パインはヨーロッパでも多く使われ、節がそこまで強くないため、白い家具との相性も良いといわれています。欧州家具を揃えたいと考えている方は、パインにすると、西欧の空間を演出することができるでしょう。

 

5-5.ウォルナット

欧米では古く使われている床材です。光沢を帯びているのが特徴で、オークと同様重厚感のある空間を演出することができます。この床材を使用することで、高級感のあるモダンな空間を作りあげることができるでしょう。

 

6.まとめ

無垢材といっても、さまざまな種類の木からなるので、どの無垢材を使用して家を建築するかは慎重に検討してから採用するように心がけてください。

 

また、自然素材住宅を得意とする池田建築株式会社では、お客様の要望に合わせた無垢材の提案をしています。無垢材を使用した家をつくりたいというご希望をお持ちの方は、ぜひ一度、池田建築株式会社にご相談ください。