自然素材の壁紙で上質でおしゃれな内装作りをしてみよう!
新築の家やリフォームをする際、全ての素材を自然素材で統一するとどうしてもコストが高くなってしまいます。お財布事情で全てを自然素材で統一することが難しい場合は、一部分でもこだわってみましょう。今回は、自然素材の家で比較的導入コストを安く抑えることができる壁紙について紹介しましょう。
1.自然素材の壁紙のおすすめ
家の内装で特に大切なのは壁紙ではないでしょうか。壁紙をどれにするかで部屋の内装が大きく変わります。そのため、フローリングと相性の良い壁紙にこだわって悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そのような時は、自然素材のクロスがおすすめです。
2.自然素材のメリット
なぜ壁紙に自然素材のものを使用すると良いのでしょうか。自然素材の壁紙を使用すると次のようなメリットがあります。
2-1.体に優しい
リフォームをした際に問題になるのが、体への影響です。新しいクロスに張り替えたことで、アレルギー体質の人はアレルギー症状を起こしてしまうケースもあります。場合によっては、シックハウス症候群を引き起こし最悪の場合は再度業者に依頼するケースもあります。自然素材のクロスは体に悪影響の素材を用いていませんので、アレルギー体質の方にも安心です。
2-2.デザイン性に富んでいる
自然素材の壁紙はデザイン性に富んでいるものが多いですので、理想の家づくりを実現させることができます。無垢材のフローリングとの相性が良いものから、高級感を演出するためのクロスまでさまざまです。デザイン性にこだわりたい方には、自然素材の壁紙を使用することをおすすめします。
2-3.耐久性に優れている
従来の壁紙は使用していると次第に剝がれてしまい、定期的に張り替える必要があります。一方で自然素材の壁紙は通常のものに比べて比較的耐久性が高いので長く使用することができます。
2-4.機能性に優れている
自然素材の壁紙は、調湿性、放熱性にも優れていますので、お部屋にいても年中快適に生活を送ることができます。耐久性、デザイン性だけでなく機能面も優れていますので、自然素材の壁紙はおすすめだといえます。このように、さまざまな点を見ると自然素材の壁紙はメリットが多いですので、これからリフォームや新築の家を建てる方にはおすすめです。価格は通常の壁紙で使用される素材よりも高くなってしまうため、長期的な視野で導入を検討しましょう。
3.自然素材の壁紙の種類
自然素材の壁紙は1種類だけではありません。さまざまな種類の壁紙がありますので、自分のイメージにぴったり合うもの、用途に適した壁紙を採用するようにしてください。代表的な壁紙は次の通りです。
3-1.和紙
ふすまなどに使用される和紙は耐久性に優れています。ボロボロになるイメージがありますが、決してそうではありません。その証拠に博物館などで展示されている布はボロボロになる一方で、和紙のものは保存状態が良いものがあります。
和紙は耐久性に優れているだけでなく、調湿性にも優れています。そのため、湿度が多い日本の夏も快適に過ごすことが可能です。和紙の中で特におすすめの素材が柿渋でできた壁紙です。柿渋には耐久性だけでなく、防虫・防菌効果があるので長く使用することができます。
3-2.織物クロス
高級ホテルで使用されている壁紙は、織物クロスと呼ばれるもので布性の壁紙です。耐久性がないという欠点はありますが、その代わりに他の自然素材よりもデザイン性に富んでいるという特徴があります。
高級感があふれる空間にしたいと考えている方、デザイン重視の方は織物クロスをおすすめします。耐久性の代わりに調湿性、通気性は抜群なので快適に過ごすことができるというメリットもあります。
3-3.コットンウォール
手入れ重視で考えているのであれば、コットンウォールの壁紙がおすすめです。レーヨンなどで作られるコットンウォールは、通気性にも優れ耐久性もあります。コットンウォールの最大の特徴は、汚れにも強いという点です。
壁が汚れてもサッとふけば綺麗になるのでお子さんがいる家庭や人の出入りが多い家にはおすすめです。掃除面では楽になりますので、生活面を重視している方はコットンウォールを考えておくようにしましょう。
4.まとめ
自然素材の壁紙は、さまざまなバリエーションのものがあるので「どこを重視するか」を決めた上で壁紙を選ぶようにしましょう。どの素材を選べば良いかわからない時は専門業者にご相談ください。
「池田建築株式会社」ではさまざまな自然素材の家を手がけていますので、さまざまなお客様のご要望に対して柔軟に対応できます。リフォームで自然素材の壁紙を使用したいけどよくわからないという方は当社に相談ください。