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和室から洋室へと変更するリフォームについて! ポイントをご紹介


最近、既存の和室を洋室に作り変えるというリフォームを行う方が増えてきています。しかし、ただ畳をフローリングに変える、砂壁をクロスに変えるというだけでは、なんだかちぐはぐな印象の洋室になってしまうでしょう。そこで今回は、和室から洋室へとリフォームする際大切な施工のポイントや施工費用の目安などをご紹介していきます。

1.和室のリフォーム

1-1.和室から洋室へのリフォーム

近年、生活様式の変化により和室離れが進んでいます。また、和室に使われる畳はお手入れを怠るとアレルギーの原因にもなるダニやカビが発生してしまうことがあり、定期的なメンテナンスが必要です。そういった理由から、既存の和室を洋室に作り変えるというリフォームが多く行われるようになりました。また、長年和室に慣れ親しんだご高齢の方でも、加齢とともに足腰が弱り正座ができなくなった、寝具を敷き布団からベッドに変更したという理由から思い切って和室を洋室に変更されるという方が多いです。

1-2.リフォームに大切な3つの場所

和室から洋室という、全く違った様式へお部屋を生まれ変わらせるには、具体的にどのような施工を行っていくのでしょうか。お部屋を和室から洋室に生まれ変わらせるには“畳”、“押し入れ”、“天井や壁”の3つの場所のリフォームが大切です。次の章からはこれら3つの場所のリフォーム内容やポイント、リフォーム費用の目安をご紹介していきます。

2.和室のリフォーム方法と費用①畳

般的な広さの家屋の和室の広さは6畳~10畳ほど。この広さの畳を、フローリング床に張り替える場合にかかる費用は20万円~40万円ほどです。畳をはがしてフローリング床をはるだけでこんなに費用がかかるの?と驚かれた方もいらっしゃると思いますが、畳をはがすだけではフローリング板を貼ることはできません。フローリング用の下地材を床に貼り付け、その上にフローリング板を張り付けるという工程があるため、少し割高な施工費用となるのです。工事にかかる日数は1日~3日程度です。

3.和室のリフォーム方法と費用②押し入れ

洋服類の収納の役割を果たすクローゼットに対して、和室の押し入れはお布団を収納するためのスペースです。そのため和室を洋室に変更しても、和風の押し入れのままだと衣類がとても収納しにくいのです。そこで、押し入れがある洋室に変更する場合は、一緒に押し入れもクローゼットへと変更するリフォームを行うことをおすすめします。1日~3日程度で、リフォーム費用は10万~25万円程度かかります。

押し入れとクローゼットは、見た目だけでなくサイズにも違いがあります。お布団を入れることを想定された押し入れは、洋服を収納するクローゼットよりも一般的に奥行きが深い傾向にあります。この場合には、奥に戸棚を設置する、ハンガーパイプを手前と奥に2本設置するなどの工夫を行うとよいでしょう。また、扉に関しては引き戸ではなく、折れ戸に変更すると中身が出し入れしやすくなります。

4.和室のリフォーム方法と費用③天井や壁

畳と同じくらいに“和”を感じさせるのが壁、そして天井です。特に和室の壁には砂壁が用いられている場合が多いです。この砂壁をクロス張りに変えるだけで随分と洋風テイストになります。和室の天井と壁を洋風テイストのクロスへと変更する場合、6畳~10畳程度のお部屋で10万~25万円ほどかかります。この金額は飽くまでも目安のため、用いる壁材によっても大きく変わります。

また、フローリングやクロスを使った洋風のお部屋には、主に木で作られた“巾木(はばき)”や“廻り縁”と呼ばれるお部屋の枠組みのような役割を果たす装飾を、床とのつなぎ目に施しておくとよいでしょう。雰囲気が一気に洋室へと近づきますし、掃除機や家具が壁にぶつかりにくくなります。

5.まとめ

今回は和室から洋室へリフォームする際に行う施工場所や施工内容や費用をご紹介しました。フローリングの色や壁や天井の色味や、クローゼットや巾木や廻り縁のデザインは隣接するお部屋やお家全体のバランスを考えて工務店の方と相談するといいでしょう。

「池田建築株式会社」ではこういった和室から洋室へのリフォームに関してもお手伝いさせていただけます。和室から洋室へお部屋をリフォームしたいという方は是非一度ご相談ください。また、無垢材のフローリングや漆喰や珪藻等の天然由来の材料を検討しているというお客様も大歓迎です。