収納は家で快適に過ごすためには欠かせないポイントです。家族が増えていくにつれて物はどんどん増えますので、収納スペースが必要となります。最初は物が増えることを想定しておらず収納スペースを確保していない家も多いです。そこでこの記事では各家庭にあった収納リフォームのポイントや注意点についてご紹介していきます。収納が少なくて困っている方はもちろん、これから新築で家を建てる方も是非参考にしてください。
1.収納はリフォームで見直せる
お昼のテレビ番組でも、さまざまな家具や収納グッズを使って普段、使わない物をコンパクトに収納することが取り上げられています。しかし冬物衣類やお子さんの学校グッズは捨てられませんのに、スペースだけは必要です。家を建てた当初は、そこまで収納を意識していなかったため、かさばる物を収納するスペースがない! と悩む方も多いです。
リフォームをすることで収納は見直すことができます。使っていないスペースを収納スペースとしてリフォームすることや、部屋としては確保できなかったスペースが収納リフォームを施すことで、効率的な収納にすることができます。収納グッズをたくさん購入するのもいいですが、しっかりと収納したい方はリフォームで収納を見直してみましょう。
2.収納を増やすリフォームとは?
収納を増やすリフォームにはいくつかのパターンがあります。一つずつ収納を増やすリフォームの種類について解説していきます。
2-1.ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットはマンションでも人気の収納で、部屋をクローゼットにしたタイプの収納です。寝室に設置して冬用の衣類や使わないお布団などを収納するご家庭が多いです。
2-2.階段下収納
階段下の空きスペースに収納を作ります。天井は低くなりますが、掃除機などすぐに使いたい物を収納できて便利です。
2-3.屋根裏収納
屋根裏に収納スペースを作るリフォームもあります。屋根裏収納の場合は重い物が収納できないデメリットがあります。
2-4.玄関収納
玄関のスペースが広ければ玄関収納を設置するのもおすすめです。靴や傘など玄関に置いておきたい物を収納するのにとても便利です。
2-5.床下収納
キッチンの床下に作る収納です。ペットボトル飲料や非常食などを収納できるキッチンに欲しい収納リフォームです。
家の設計によって収納スペースが設置できないケースもありますので、専門家である建築会社に自分の家の設計上、どんな収納リフォームが設置できるか相談してみるといいでしょう。
3.収納はリフォームで変わる
和室に特に設置してある押入れですが、もともと布団などを入れるために設計してあるため、冬物コートなどを収納するのには効率が悪いです。また、押入れはフスマのため、年数が経過すると黄ばんできたりすることがあります。毎日使うには使い勝手が悪く普段、使わない物を押し込んでしまいがちです。
そんな押入れをクローゼットに変えるリフォームの需要が高まっています。押入れ独特の真ん中の仕切りをなくして、コートをかけられるようにし、クローゼットの引き戸の扉を設置します。和室が一気に洋室になってデザイン性も向上します。このように今使っている収納スペースの使い勝手を使いやすくするリフォームを行うことで、収納を増やすことができるのです。
4.収納リフォームで気をつけるべきポイント
収納リフォームをする上で、気をつけておくべきポイントがあります。
4-1.ゆとりを持って収納を作る
収納を作るときに、そんなに広くとらなくてもいいかも、と考えて小さめに作ってしまう方がいます。しかし家は何十年も住む場所です。最初は物が少なくても、だんだん物が増えていきます。収納リフォームをするときはゆとりを持って可能であれば大きめに設置しましょう。
4-2.扉の種類に気をつける
収納リフォームをするときにどんな扉を設置するか悩みますが、観音扉にすると寝室ではベッドを前に置いてしまうと収納扉が開けにくくなってしまうことがあります。扉にスペースを取れない場所では引き戸など、開けたときのスペースを考えて設置しましょう。
4-3.設置場所に気をつける
収納は使わない物を置く収納と、毎日使う物を収納する場所があります。毎日使う物を収納したいのであればリビングに設置したり普段、使わない物を設置したりするのであれば寝室に設置するなど、用途に合わせてリフォーム設置場所を考えましょう。
5.まとめ
収納は毎日の生活に必要な場所です。だからこそ効率のいい収納を増やすリフォームをすることや、収納を見直すリフォームがおすすめです。
春日井市の自然素材住宅とリフォームの「池田建築株式会社」では収納リフォームも行っております。自宅の収納を見直したいという方は、お気軽にお問い合わせください。