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外装リフォームとは?必要性やリフォーム内容についてご紹介


私たちが日々暮らす家の内部を守ってくれているものに「外壁」があります。長年、常にさまざまな刺激に晒されている外壁は知らず知らずのうちに、劣化や痛みが激しくなっているものです。そこで大切なのが定期的な外壁のメンテナンスやリフォームです。今回は外壁のリフォームの必要性やリフォーム内容、施工費用の相場などについてご紹介します。

1.外壁リフォームとは?

1-1.外壁リフォームの必要性

お家の内と外を分ける、外界からの刺激から家内部を守る役割を果たしているのが外壁です。外壁はお家全体の強度や耐久度や内部の温度にも関係している大切な部分でもあります。しかし、常に屋外にむきだしの状態のため雨風や紫外線、温度変化に晒されており、経年とともに進む外壁の劣化からは逃れることはできません。外壁の劣化を放置すると見た目が貧相になるだけでなく、雨漏りや外気が入り込むことによる室内温度の変化など、内部の生活にまで影響を及ぼすことになります。

1-2.外壁リフォームは3種類

そこで外壁リフォームなどの定期的なメンテナンスが必要になってきます。外壁のリフォームには「塗り替え」「重ね張り(カバー工法)」「張り替え」という3種類の方法があります。それぞれ施工方法や施工効果が異なり、リフォーム費用にも差があります。それでは、次の章ではこの3つの施工について、具体的にどのような内容なのかをご説明していきます。

2.外壁リフォーム①塗り替え

外壁の塗り替え施工とは、文字通り外壁の塗装を塗り替えるというものです。外壁用の塗料にはアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系のものがありますが、用いる塗料によってリフォーム費用が変わります。比較的安価なものは耐用年数が短く、高いものほど耐用年数が長くなります。

塗り替える前には外壁に亀裂や欠けがないかどうかチェックしましょう。もし見つかれば塗り替え前に補修します。新築から30年までは特別な破損などがない限り外壁材を取り換える必要はありませんが、10年おきに塗り替えて外壁材を長持ちさせます。

3.外壁リフォーム②重ね張り

重ね張りとは、既存の外壁材の上から新たな外壁材を重ねて張り付けるというリフォーム方法です。「カバー工法」とも呼ばれます。重ねて張ることで、既存の外壁材を剥がしたり処分したりする手間や費用がかからないばかりか、短めの施工期間でお手軽に外壁リフォームができると人気の施工です。ほかにも外壁材を重ね合わせることで断熱性が高まり、温度変化を受けにくいお部屋になるため、冷暖房の利用を控えることができたり、防音性が高まったり、手軽に外観のイメージを変えられるメリットがあります。しかし、重い外壁材を選んでしまうと重くなり過ぎるため耐久度やバランスが悪くなってしまう場合があります。ちなみに費用は150万円ほどで、耐用年数は30年と言われています。

4.外壁リフォーム③貼り替え

外壁の貼り替えは古くなった外壁材を取り外してしまい、新しい外壁材を設置するというリフォーム方法です。前回外壁材を取り換えて30年以上経った、修復不可能なほど外壁材が破損しているという場合は貼り替えリフォームを選択するとよいでしょう。

この場合、古い外壁材の取り外しや撤去費用が別途必要で、施工期間もほかの2つと比べて格段に長くなります。しかし一度取り換えてしまえば30年は快適に過ごせます。また、外壁材を取り外すことで、その下の防水シートの点検やメンテナンスを行えるので、外壁からの雨漏りを100%カットできます。施工費用は200万円以上かかりますが、耐用年数は35年前後となります。

5.まとめ

外壁リフォームの必要性や施工内容についてご説明しました。一般的な外壁の耐用年数は35年前後、外壁リフォームの目安はおよそ10年前後とされています。これは、10年ごとのメンテナンスを行えば、35年は快適な状態が保たれるということです。10年ごとに「塗り替え」を行い、30年~35年になると外壁の状態に合わせて「張り替え」や「重ね張り」を行うと快適な状態の外壁が維持できます。

「池田建築株式会社」では外壁のリフォームに関するご相談も受け付けております。外壁のリフォーム時期や、張り替えや重ね張りどちらを選択すべきかなどは、素人目ではなかなか判断が難しいことですので、このような質問やご相談もお気軽にお問い合わせください。