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屋上テラスのリフォーム費用は? 屋上テラスの維持にかかる費用


近年では、住宅の屋上にテラスを作る方が多くなりました。新築だけではなく、増築によって屋上テラスを取り付ける方もいます。屋根をリフォームすることで、憧れの屋上にプライベート空間を作ることができます。今回は、屋上にテラスを取り付ける場合のリフォーム費用と、維持にかかる管理費用について解説します。

1.屋上テラスをリフォームすることが増えた理由

以前は、鉄筋コンクリートの住宅でなければ屋上を作れませんでした。しかし近年では、木造住宅の屋上の「排水勾配」についてと「バルコニー面積」の制限の基準が緩和され、屋上テラスを作れるようになりました。

屋上テラスは、ウッドデッキでくつろげるスペースになるほか、子どもの遊び場所としても利用できるため庭のない住宅でも庭として楽しめます。屋上テラスは日当たりも良く、日当たりの悪い住宅でも洗濯物を外で乾かせるようになります。屋上テラスは高い位置にあるため、太陽を遮るものがほとんどありません。屋上庭園として活用する方も多く、日当たりを利用してトマトなどの野菜や季節の花を楽しむ方もいます。屋上庭園は、自治体によっては助成金の対象になることもあります。

ヒートアイランド現象の深刻化が叫ばれている中、緩和に一役買うことになるため、エコで地球に優しい生活を送ることができます。

2.屋上テラス増築リフォーム費用

屋上テラスの増築に、屋根の全体に取り付けるのか、一部のみを水平屋根にして取り付けるのかを選択します。また、屋上へ上るための階段を内階段にするのか外階段にするのかも考えなければなりません。

階段を内階段にする場合は、屋内から屋上へ出るために「塔屋」を作ることになります。塔屋を作って内階段を設置する場合は、1㎡あたりおよそ90万円が相場となります。外階段の屋上を作る場合は、塔屋を作る必要がないためおよそ10万円が相場です。

屋上を設置する場合、新築ではなく従来の家に庭園を造る場合は金額が高くなる場合があります。庭園を造る場合は、その分広い屋上テラスを作ることになるため、合わせておよそ200万円程度かかることも想定しておきましょう。

屋上テラスを作るとき、屋上だけではなく転落防止のフェンスの設置も必要です。フェンスの費用も別途かかるため、リフォーム業者の見積もり書をしっかり確認しましょう。屋上を後付けした場合、建物によっては耐震工事が必要になることもあります。

3.屋上の維持の管理費用

屋上テラスの維持には、防水管理が最も重要となります。防水工法によって耐用年数も変化し、さらに金額も変わるので使用する防水工法を確認しましょう。防水工法には以下の種類があります。

・シート防水…およそ10年。およそ7,000円/㎡
・ウレタン防水…およそ10年。およそ7,500円/㎡
・FRP防水…およそ8年。およそ7,500円/㎡
・アスファルト防水…およそ15年。およそ8,500円/㎡
・金属防水…メンテナンスフリー。およそ65万円

金属防水の耐用年数はメンテナンスフリーですが、金属防水工法には保証期間が発生します。およそ10~30年が保証期間となり、グレードの高いものになるほど保証期間が長くなります。金額も耐用年数が長いほど高くなります。

屋上テラスにおいて防水対策はとても重要です。屋上は日当たりが良い分、雨も直に当たります。水回りの構造を確立しておかなければ屋上の床材が悪くなってしまい、最悪の場合雨漏りの危険性もあります。メンテナンスを心がけることで、屋上テラスも長持ちします。屋上は直接雨風が当たってしまう場所なので、住宅の強度が弱ってしまう原因にもなります。しっかりとメンテナンスをして、住宅を長持ちさせましょう。

4.まとめ

住宅にリフォームで屋上を取り付ける場合は、見積もり書を複数のリフォーム業者に作成してもらいましょう。見積もり書の金額を平均化することで、自分の家に屋上を取り付ける場合に正確な費用を確認できます。

「池田建築株式会社」では、お住まいの住宅に合ったリフォームを提案しています。自然素材を利用した木造住宅の建築に長けており、木造家屋のリフォームを得意としています。屋上テラスに興味のある方は「池田建築株式会社」までお問い合わせください。

また、屋根に屋上を取り付けにあたって、重量の問題で耐震工事が必要な場合でもしっかり対応させていただきます。まずはお問い合わせください。