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自然素材を用いた住宅であっても耐久性に問題は無い!

最近では自然素材を用いた住宅への注目度が高まってきています。ただ、「自然素材を用いているから、耐久性が低い」と思っている人が多くいます。ここでは自然素材を用いた住宅において耐久性に問題があるのかどうかについて解説していますので、ぜひとも不安を解消してください。

1. 地震への耐久性はどうなのか?

自然素材の住宅は地震に弱いのではないかと思っている人がいるかもしれません。自然素材で用いられる木造住宅よりも、鉄筋コンクリート造や鉄骨造のほうが地震に強い、というイメージを持っている人がいますが、一概にそう言い切れるものではありません。

どんな家においても耐震設計がどうなのかによって地震に対する耐久性が決まってきます。どういう素材で家を建てるかということでは無く、どのようにして地震に耐えるのかという構造設計によって決まるということです。自然素材の住宅であっても耐震等級が大きい木材を使用することによって、地震に対して耐久性を保つことが可能です。一概に木造住宅は地震に弱いということはありません。

2. 素材の劣化への耐久性はどうなのか?

一般的な住宅の内装において壁や天井はビニールクロス、床は合板フローリングを用いるケースが多くなっています。最初は見た目がきれいに見えるのでこちらの方がいいと思えるかもしれませんが、何十年も経ってくると次第に劣化してきます。これらの素材で劣化してくるのであれば、新しく張替えをすることになるでしょう。

自然素材の住宅の内装において壁や天井は木材を使用し、塗装材は漆喰や珪藻土という塗り壁を使用し、床は無垢フローリングを使用します。これらの素材は傷がつくことがありますが、簡単に補修をすることができますので、耐久性はとても高いでしょう。

住宅で一番の要になるのが柱や梁になります。自然素材の住宅であれば木材を使用しますので、強度が強い木材を適切に選ぶのがポイントです。とくに無垢材を使用すれば鉄やコンクリートよりも長持ちすることが言われていますので、きちんとメンテナンスを行うことで耐久性を高めることができます。

3. 内部結露を防ぐことで耐久性を高める

内部結露というのは、室内の暖かい空気が壁の中や屋根裏などに流れ込むことで水滴が付くという現象です。内部結露は見えるところで起きているわけではありませんので、知らない間に発生していることになります。内部結露が起きてしまうと断熱材や家の骨組みの木材にカビが生えたりしますので、それによって家の耐久性が落ちてしまいます。

自然素材を用いた住宅は素材自体に湿度を調節してくれる機能を備えていますので、適切な湿度コントロールが可能です。内壁や天井に珪藻土や漆喰を用いており、空間内の湿度を適切にコントロールすることにより内部結露の発生を抑えてくれます。自然素材を用いることで内部結露を防ぎ、それによって耐久性を高めることが可能です。

4. シロアリ対策を万全に行う

自然素材の住宅の耐久性を脅かすものと言えばシロアリではないでしょうか。シロアリにより木材が侵食すると、各部位の腐食がより進むことになりますから、構造がもろくなります。構造がもろくなってくるとちょっとした自然災害であっても倒壊するということにもなりかねません。

シロアリ対策として薬品を撒くことが考えられますが、その薬品は人間にとってはあまりいいものでなく、あまり勧められる方法ではありません。薬品を撒いて対応を取るのではなく、あらかじめ自然素材を用いて調湿性を備えたりすることでシロアリが寄り付かないようにすることが大切です。あとは土台が高い住宅の構造にすることで、地面からの湿気を防ぎシロアリが寄り付きにくくなります。

5. きちんとメンテナンスを行えば長持ちすることができる

一般的な日本の住宅で言えば寿命が30年程度と言われている中で、100年以上も長持ちしている古民家や寺院があります。古くから建てられている古民家や寺院はもちろん自然素材を用いたものでありますので、きちんとメンテナンスを行うことで長持ちすることが可能です。

自然素材はメンテナンスが大変ということが言われていますが、それは一般の住宅においても同様のことです。自然素材の場合は自分たちでメンテナンスを行えることが違いです。たとえば壁についた落ちにくい汚れなどについては、もう一度同じ素材で塗り直すことで補修をすることができますし、無垢フローリングのキズなどは紙やすりで削ることで目立たなくすることができます。

詳しいメンテナンス方法は施工した工務店に尋ねることで教えてもらえますので、長持ちをさせたいのであれば、きちんとメンテナンスを行うことです。場合によっては、工務店にメンテナンスをしてもらうということも有効です。

6. まとめ

自然素材の住宅は耐久性が低いということが言われていますが、実際にはそんなことはありません。地震に対してはしっかりとした構造で建築をすることができれば自然素材でも大丈夫ですし、自然素材そのものについても耐久性が高いものですので、安心して住宅を建てることが可能です。

自然素材を用いることで懸念される内部結露やシロアリについても、きちんと対策をすることで耐久性を高めることができます。長持ちするかどうかというのはメンテナンス次第になりますので、きちんとメンテナンスを行いましょう。

耐久性が高い自然素材の住宅を建築したいのであれば、「池田建築株式会社」までご連絡ください。弊社は自然素材を用いた住宅を建築することに長けていますので、お客様のご要望にできる限り応えていきたいと思っています。

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