新築を建てるときに知っておきたい！内装づくりのポイント
注文住宅で新築を建てるなら、自分や家族の好みに合った部屋をつくりたいものです。しかし、予算などを考えていますと、こだわってばかりもいられません。限られた予算内で思い通りの内装に仕上げるためには、新築を依頼する以前から十分な内装計画を立てる必要があります。今回は、新築を建てる際に役立つ内装づくりのポイントについてご紹介します。
1.内装のコンセプトを考える
理想の内装をつくると決めたとき、壁紙の色や床の色、材質や照明までしっかりこだわりたいものです。住宅を建てるとき、外観や使用する素材も重要なのですが、実際に住む際どのような家具を配置するかなど、間取りでも雰囲気が変わります。
まずはどういった雰囲気の間取りにしたいかや、どのようなイメージの住宅にしたいのかなどコンセプトを決めていきましょう。好みは人それぞれのため、好きな色や使用したい素材にもこだわりがあります。明るい部屋をつくりたい方もいれば、スタイリッシュな落ち着いた部屋をつくりたい方もいます。まずは漠然としたイメージを、同居する方としっかり決めていきましょう。家全体の雰囲気の決定は、個人では決めづらいものもあります。全員の意見を紙に書くなどして、それぞれの理想の住宅について話し合いましょう。
2.内装計画の立て方
コンセプトが決まったら内装の計画を立てていきましょう。間取り図を作り持ち込む家具のおおよその位置を決めていきます。間取り図に書き込んでいくことで、より内装が分かりやすくなっていきます。
部屋ごとの収納スペースについても考えていきましょう。ウォークインクローゼットを設置する場合や、収納スペースを内装に取り付ける場合は、間口についても考えます。間口が狭いですと、しまおうと考えていた荷物が入らないといった問題も発生します。部屋を広く見せるためには、家具などで室内を狭くしないことが大切です。備え付けの収納を設置することによって、部屋を広く見せることができます。長く暮らすと起こる最大の問題が収納ともいわれています。今ある荷物以外にも、これから先たくさんの荷物が増えますので、十分に余裕のある収納スペースを考えましょう。
3.内装計画で忘れがちなこと
内装計画を立てる際、一番忘れてしまいやすい設備が「コンセント」です。コンセントは家電の数はもちろんのこと、使い勝手の良い場所に設置する必要があります。家電を最も使用する部屋のコンセントの数や、コンセントを取り付ける位置にも気をつけなければなりません。内装計画をしているうちに、新築住宅で生活している状況を思い浮かべることで、コンセントの適切な位置を把握しやすくなります。テレビは何台置くのか、テレビ周りに使用するコンセントの数、どの部屋にテレビを置くのか等を確認しましょう。掃除をする際もコードのある掃除機を使用する場合は、間取りごとにコンセントがあると容易に掃除がしやすくなります。
また、コンセントの取付けで忘れやすい場所が、ウォークインクローゼットの中です。ウォークインクローゼットの中にコンセントを取り付けることで、取付け型の電灯を設置することもできます。生活必需品は、電気を使うものが多いため、コンセントは多めに忘れずに設置しましょう。
また、収納についても同様に忘れやすい設備のひとつです。敷地面積が限られていますと、収納スペースをつい少なくしてしまい、部屋を広くすることに重点を置いてしまいがちです。部屋を広くするために荷物を収納する場所がなければ、本末転倒となってしまいます。収納を取り付ける位置として、玄関付近や出入り口付近の廊下に取り付けられることが多いです。この場合は、引き戸か折り戸にするとスペースが取られません。そうはいっても収納スペースばかりになっても見栄えが悪いですので、他の内装や間取りを確認しながら設置しましょう。
4.まとめ
新築の内装を考えている時間は、1人であっても家族と考えているときであっても楽しいものです。しかし、理想ばかりを詰め込みすぎて、実際に実現が不可能にならないようにしましょう。新築住宅を依頼する前に、インターネットや雑誌などから、部屋のコンセプトや家具の配置などの内装をクリッピングしておくことで、建築会社に注文する際にスムーズに打ち合わせを行うことができます。どうしてもゆずれない内装のこだわりや、決めかねている間取りなどは、建築会社に相談することもできるため、まずは内装に関するおおよその意見をまとめておきましょう。
「池田建築株式会社」では、住む人みんなが健康に安心して生活できる住宅を提供しています。無垢の床材や珊瑚礁の漆喰など、自然素材にこだわった住宅づくりを得意としています。愛知県春日井・名古屋エリアで新築住宅について検討している方は、是非一度、池田建築株式会社にお気軽にご相談ください。
